テレビで話題のアディポネクチン!

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アディポネクチンを増やす方法

アディポネクチンにはどんな健康効果があるのか

肥満の原因と言われているのが脂肪ですが、その脂肪細胞が分泌するホルモン「アディポネクチン」を増やすと生活習慣病やダイエットの効果が高まると注目される長寿ホルモンです。

この記事では、脂肪は悪者ではないこと、脂肪細胞を味方にすることで肥満解消だけでなく、心臓病、高血圧、糖尿病、がん、メタボ、肥満に効果的な「アディポネクチン」の正体とその増やし方について解説します。

 

アディポネクチンとは?

アディポネクチンは私達もよく知る脂肪細胞が分泌しているホルモンです。

脂肪細胞は悪者にされがちですが、適切な脂肪は健康維持に非常に重要な役割をになっています。

そもそも私たち人間は食べ物からエネルギー源を摂取していますが、摂取したエネルギーは、体内で利用できる形に変換されて全身で利用されます。そして余ったエネルギーが「脂肪細胞」へ取り込まれ、絶食や飢餓の時に利用できるよう貯蔵されます。脂肪が全く無いと、私たちはちょっとの空腹にも耐えることができず、すぐ死んでしまうでしょう。

ここでポイントなのは、この脂肪細胞がエネルギー貯蓄機能だけではなく有益なホルモン「アディポネクチン」を分泌しているという点です。

 

脂肪細胞から分泌される生理活性物質(ホルモン)

アディポネクチンはアディポサイトカインと呼ばれる生理活性物質の一種です。アディポサイトカインは、脂肪という意味の「アディポ」、細胞という意味の「サイト」、作動物質という意味の「カイン」を合わせた造語です。またアディポネクチンは、脂肪という意味の「アディポ」とくっつきやすいたんぱく質の接尾語として使われる「ネクチン」を合わせて命名されました。

アディポネクチンは名前の通り、脂肪細胞から分泌されます。にも関わらず、脂肪が増えると分泌量が減るという変わった特徴を持っています。その理由は、脂肪の増加と共に、アディポネクチンの生成を妨げる働きを持つアディポサイトカイン「腫瘍壊死因子α(TNF-α)」が増えるためと言われています。

アディポネクチンの働き

アディポネクチンは脂肪細胞から分泌されると、血中に乗って標的臓器まで向かいます。しかし標的臓器に着いただけでは働くことはできません。標的臓器にはアディポネクチンを捕らえる「受容体」がいて、その受容体がアディポネクチンをキャッチする、つまりアディポネクチンという鍵が受容体という鍵穴にはまります。そうして初めてアディポネクチンが働くことができます。

 

アディポネクチンの平均値

アディポネクチンの平均血中濃度は約5-30µg/mLであり、最も分泌量の多いアディポサイトカインです。血中濃度がng/mL(µg/mLの1000分の1)やpg/mL(µg/mLの100万分の1)という単位で表されている他の一般的なホルモンに比べても、この量はかなり高いことがわかります。また、アディポネクチンの血中濃度が4µg/mLより低くなった状態は「低アディポネクチン血症」と呼ばれています。

 

 

アディポネクチンが減るとどんなデメリットが?

アディポネクチンは増えると健康に近づき、減ると心臓病、高血圧、糖尿病、がん、メタボ、肥満などの生活習慣病のリスクが増えると言われています。

 

アディポネクチンと内臓脂肪

脂肪には、皮下と内臓の間にある皮下脂肪と、内臓の隙間にある内臓脂肪に大別されます。これまでの研究で、アディポネクチンを含むアディポサイトカインは、内臓脂肪でより多く分泌されていることが明らかになっています。このように聞くと皮下脂肪より内臓脂肪の方が良い働きを持っているように感じますが、実は逆なのです。内臓脂肪は皮下脂肪に比べ、エネルギーを溜め込みやすく且つ放出しやすいという特徴を持っているのですが、この放出されたエネルギーが適量なら問題ないのですが、過剰だと血管を傷つけてしまい動脈硬化の原因となるからです。

 

アディポネクチンが減ると言われている病気

アディポネクチンが減る、つまり脂肪が蓄積して肥満になるとどのような病気になってしまうのでしょうか?肥満と共に増加するアディポサイトカイン「腫瘍壊死因子α(TNF-α)」は本来、私たちの体を異物から守る働きを持っています。しかし、異常に大きくなってしまった脂肪ではTNF-αの暴走が起こります。その結果、過剰な炎症反応を起こして血管壁を損傷させ、動脈硬化を引き起こします。

TNF-αの他にも肥満と共に増加するアディポサイトカインはいくつかあります。「プラスミノーゲンインヒビター1(PAI-1)」は血の凝固を防ぐプラスミノーゲンの働きを妨げてしまうため、血栓の生成に関わります。「レジスチン」はインスリン抵抗性に関わっています。インスリン抵抗性とは、インスリンが分泌されているにも関わらず、体がインスリンを感知することができない状態のことをいい、2型糖尿病の主要な原因の1つです。「アンジオテンシノーゲン」は血圧調節を担っており、過剰に分泌されると高血圧となります。

アディポネクチンの減少が、こんなにもたくさんの病気を引き起こすとは驚きですね。WHOは、血管疾患、がん、慢性肺疾患、糖尿病といった非感染性疾患による死亡率が世界全体の約6割を占めていること、このまま何も対策を行わなければ今後増加することを警告しています。

生活習慣の改善は、肥満や糖尿病を予防してアディポネクチンを増加させ、その結果、非感染性疾患での死亡率を低下させるのではと考えられています。そのためアディポネクチンは「長寿ホルモン」とも呼ばれており、アディポネクチンを増やすことが長寿に繋がります。

 

 

アディポネクチンを増やすメリット(効果)

アディポネクチンを増やすことで健康効果が得られるのは一般的に下記の状態にある人です。

  • 心臓病
  • 高血圧
  • 糖尿病
  • がん
  • メタボ
  • 肥満

 

自分のアディポネクチンの数値を知りたい場合、病院で血液検査してアディポネクチン値を測定もらうことで自分の状態がすぐわかります。ただしアディポネクチンの数値は一部体調や服用薬に影響を受けることがあります。

 

アディポネクチンとメタボ

アディポネクチンそのものに、インスリン感受性(インスリンの効きやすさ)の改善や、血管損傷の修復といった効果もありますが、アディポネクチンが増えるということは、脂肪が減ることを意味しています。メタボリックシンドロームという言葉を耳にしたことがある人も多いと思いますが、メタボリックシンドロームは、「内臓脂肪蓄積型肥満をベースに、血糖値・血中脂質・血圧の3項目のうち2項目以上が基準値を超えている」状態を指します。つまり、肥満とは様々な疾患の根源となっており、肥満を解消すれば他の疾患も改善されることが多いのです。そのため、アディポネクチンが増える状態を作る必要があるのです。

 

 

世界的にも効果的なダイエットへの関心は高く、昨今ダイエットに関する情報がインターネットやテレビなどで無数に紹介されています。そもそも肥満が増えていることが背景にあり、世界保健機関(WHO)の調査によると、体重(kg)/身長(m)の2乗で算出される体格指数BMIが30以上の肥満者は、全界に約6億4000万人もいるそうです。世界人口が約76億人なので、12人に1人が肥満という計算になります。肥満は見た目だけの問題ではなく、命に関わる様々な疾患の引き金となります。

 

適量の脂肪は私たちが生きていくために必要不可欠です。もちろん、過剰な脂肪は肥満の原因となりますが、脂肪は単に余剰なエネルギーを貯蔵しているだけではなく「アディポサイトカイン」と呼ばれる生理活性物質を分泌し、他の細胞や臓器に働きかけていることがわかっているので、アディポネクチンを増やす生活を手に入れて生き生きとした毎日を目指しましょう。

 

 

アディポネクチンと生活習慣病

アディポネクチンは肥満や糖尿病、動脈硬化、がんなど様々な疾患を改善することが多くの研究で明らかになっています。なかでもアディポネクチンの「ネクチン」の部分が、くっつきやすいたんぱく質の接尾語に由来している通り、血管にくっついて修復する機能を持っていますので、血管に関係する病気では効果が期待できます。

厚生労働省の調査によると、日本人の死因別死亡率は1位から順に、がん、心血管疾患、肺炎、脳血管疾患となっています。血管系の疾患が2つも入っており、これら2疾患の死亡者数を合わせると、がんの死亡者数に匹敵します。心血管疾患も脳血管疾患も、動脈硬化が原因となって引き起こされる疾患のため、アディポネクチンによる血管修復効果は、死亡率の低下に一役買っているといえます。

また、血中のアディポネクチン濃度とインスリン感受性(インスリンの効きやすさ)には相関があることも報告されています。

 

 

アディポネクチンを調べる方法

アディポネクチンは基本的に病院での血液検査になります。

なお最近では、アディポネクチンを簡単に自宅で調べられる「簡易検査キット」が発売されています。それを使えば自宅でアディネクチンの検査ができます。

 

病院の何科に行けばいい?

アディポネクチンは脂肪組織から血液中に放出される分泌タンパク質です。そのため、血液検査によってアディポネクチンの量を調べることができます。「◯◯科じゃないと検査できない」ということはありません。採血ができる病院であれば検査可能です。人間ドックや特定健診のオプションとして提供している病院もあるようです。また、キットを使って自分で採血してサンプルを郵送し、測定してもらうサービスも提供されています。

 

検査料金

血中アディポネクチン濃度の測定は保険適用ではなく自由診療なので、費用を全額負担しなければいけません。しかし全額負担といっても血液検査で簡単に調べられるため、そんなに高額ではありません。アディポネクチンのみを測定する場合、3000〜5000円程度です。ただし人間ドックなどのオプションで申し込むと、他の検査項目とセットになっていることが多く、その場合は10,000円を超えることもあるようです。アディポネクチンの量と体の状態が必ずしもイコールではありません。自身の体の調子などを考慮し、とりあえずアディポネクチンのみを測ってみるだけでいいのか、他の因子も検査した方がいいのか判断しましょう。料金は病院によってまちまちなので、正確な料金は、事前に病院に確認しましょう。

検査結果が出るまでの時間

検査結果は、採血から約1週間程度で出ます。上記でも書きましたが、血中アディポネクチン濃度の平均値は、約5-30µg/mLです。ただしピオグリタゾンというお薬を飲んでいる糖尿病患者さんは、血中アディポネクチン濃度が高くなる可能性があると言われているので、アディポネクチン濃度だけで自身の健康状態を決めないように注意が必要です。

 

 

 

アディポネクチンを増やす方法

アディポネクチンは「食事」や「運動」によって増やすことができます。

ただし運動と食事どちらか一つだけやればいいというものではないため、バランスが大切です。「運動が苦手だから食事だけで」「好き嫌いが多いから運動だけで」アディポネクチンを増やすことはできません。

また適切な運動や食事改善をしても急速かつ劇的にアディポネクチンが増える効果が現れるわけではありません。運動や食事改善を気長に続けて行く忍耐力も必要です。

 

 

食事で増やす方法

食事によってアディポネクチンを増やすには、アディポネクチンを増えやすい成分が多く含まれる食材を食べることが近道です。

理想はこれらをすべて食事から摂取することですが、毎日続けるのがなかなか難しいという場合はアディポネクチンを増やすサプリメントなども発売されていますので、そういうサプリメントを併用しながらアディポネクチンを増やす生活習慣を続けることが重要です。

 

大豆

大豆たんぱく質中に含まれている「β-コングリシニン」は、脂肪細胞でアディポネクチンの生成を増やす働きがあることが明らかになりました。

トマト

また、トマトに多く含まれている「オスモチン」という食品成分があります。オスモチンは、アディポネクチンの生成を増やすわけではありませんが、アディポネクチンの受容体に結合してアディポネクチンのような働きをすることが明らかとなっています。

シークワーサー

またシークワーサーに含まれる「ノビレチン」がアディポネクチンを増やすのに一役買っていることが知られています。

亜麻仁油

亜麻仁油に含まれる「αリノレン酸(オメガ3脂肪酸の一種)」もアディポネクチンを増やす効果があると言われています。

 

 

運動で増やす方法

アディポネクチンの分泌量は脂肪量と負の相関を示します。

つまり運動によってエネルギー消費を増加させると、運動によって筋肉でのエネルギー消費が増え、脂肪の減少につながります。その結果、脂肪が適切に減少するためアディポネクチンの分泌を増加させることができます。

また、筋肉からも「マイオカイン」と呼ばれる生理活性物質が分泌され、他の細胞や臓器に働きかけていることが近年わかってきました。この「マイオカイン」の分泌も、アディポネクチンの分泌に一役買っていると言われています。

運動は短期間で集中的にやるのではなく、継続的に続けることが必要なので、ジムに通うなどモチベーションが続き体にも無理なく継続できるようなやり方を工夫すると良いでしょう。

 

アディポネクチンの効果について

現在学会等で新たに発表されている効果

アディポネクチンの発見から20年以上が経った今でも、アディポネクチンに関する論文は年間1000本以上発表されています。その多くは、肥満や糖尿病など内分泌系の疾患との関係を明らかにするものです。しかし、近年、アディポネクチンが脳内で海馬の神経を新しく作る可能性がでてきました。海馬は、記憶や空間学習能力に関わる器官で、認知症や鬱などで萎縮することが知られています。世界中で高齢化が進んでいたり、精神性疾患に苦しむ人が増加していたりする昨今、脳研究は非常に重要なテーマです。今後、更なる研究が期待されています。

 

アディポネクチンの研究機関

アディポネクチンは1996年に松澤祐次という日本人医師によって発見されました。松澤氏は発見当時、大阪大学医学部の第二内科で勤務しており、いち早く皮下脂肪と内臓脂肪の違いに注目していたそうです。発見当時、内臓脂肪から「最も多く分泌されているタンパク質」ということしか分かっておらず、論文では「adipose most abundant gene number one ; apM1 (直訳:脂肪で最も豊富な遺伝子)」という名前で報告されました。その後、くっつきやすい性質を持っていることが明らかになり、「アディポネクチン」という名に変更されました。

アディポネクチンの発見以降、世界中で疾患や寿命との関わりが研究されています。日本でも様々な研究機関で研究が行われていますが、中でも東京大学や大阪大学は、アディポネクチン発見当初から松澤氏と共に研究していた研究者が多く、今でも日本のトップを走っています。

 

アディポネクチンに関する学術情報

学会のリンク

一般社団法人 日本肥満学会

肥満に関する問題の究明および解決のための研究発表、情報交換、啓発を目的としている。

日本肥満学会/JASSO

 

日本医学会

医学に関する科学および技術の研究促進を図り、医学および医療の水準の向上に寄与することを目的としている。学会誌やシンポジウムで、アディポネクチンについて多数取り上げている。

日本医学会 - 日本医学会概略

 

文献のリンク

メタボレター

アディポネクチン発見者の松澤氏が委員長となり発行している、メタボリックシンドロームに関する最新の研究成果が取り上げられた情報誌。

http://www.metabolic-syndrome.net/campaign/letter/index.html

アディポネクチンの発見者、松澤氏の総説

https://www.jstage.jst.go.jp/article/pjab/86/2/86_2_131/_pdf/-char/ja