テレビで話題のアディポネクチン!

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アディポネクチンの発見、歴史

生活習慣病の改善や長寿にも関わっているアディポネクチン。実は、アディポネクチンは松澤祐次という日本人医師によって発見されました。

 

肥満は現代に限った問題ではなく、はるか昔から私たちの健康を脅かしてきました。そして、科学技術が発達していくにつれ、肥満は脂肪のつき方によって2種類に分けられることがわかってきました。X線を使って体の断面を撮影することができるCT検査というものがあります。この技術を使って腹部の断面を見てみると、皮膚と内臓の間に脂肪がついている人と、内臓の隙間に脂肪がついている人がいることがわかったのです。ご存知の人も多いかもしれませんが、前者を皮下脂肪蓄積型肥満、後者を内臓脂肪蓄積型肥満といいます。どちらの脂肪もお腹周りについているのだから同じなのでは?と思ってしまいそうですが、様々な研究の結果、この2種類は異なるものだということがわかってきました。

 

脂肪の主な働きは、体内で使い切れずに余ったエネルギーを取り込んで中性脂肪という形で貯蔵することです。この中性脂肪は必要に応じて脂肪酸へと分解され、様々な臓器で利用されます。脂肪酸は、飢餓などの際の重要なエネルギー源なのですが、多すぎると血管を傷つけるなどの有害作用を示します。内臓脂肪は皮下脂肪に比べ、エネルギーを取り込みやすく脂肪酸を排出しやすいことから、より身体に悪いと言われるようになったのです。

 

 

このような発見から、内臓脂肪と皮下脂肪の違いを明らかにする研究が盛んになりました。すると、内臓脂肪は皮下脂肪より分泌たんぱく質を多く産生することがわかってきました。分泌たんぱく質とは、細胞内で作られて細胞外に分泌されるたんぱく質のことで、血液などにのって様々な臓器に影響を与えることができます。この分泌たんぱく質のうち、最も産生量が多かったのがアディポネクチンだったのです。ただ、発見当時、アディポネクチンがどのような働きを持っているのかわからなかったので、論文では、「adipose most abundant gene number one ; apM1 (直訳:脂肪で最も豊富な遺伝子)という名前で報告されました。その後、この分泌たんぱく質がコラーゲンのような構造をしており、くっつきやすい性質を持っていることが明らかになりました。そこで、くっつきやすいたんぱく質の接尾語として使われる「ネクチン」と併せて「アディポネクチン」という名前に変えられたのです。

 

アディポネクチンの発見から20年以上が経った今でも、アディポネクチンに関する論文は年間1000本以上発表されており、世界中で注目されているアディポサイトカインです。超高齢社会に突き進んでいる日本にとって、疾患予防や健康寿命の延伸は重要な課題です。生活習慣病の発症や長寿に関わるアディポネクチンの機能を明らかにすることは、まさに今の日本に必要な研究なのです。今後さらに研究が進むことが期待されています。